周遊きっぷで九州一周(3日目:大分〜長崎)
未明の倉吉駅で地元のヤンキー(恐らく年下)に座布団を投げつけられるという事件から始まり、
山陰本線乗り通しを大雨のため小串駅で断念せざるを得なくなると、不運続きの2日目・・・
しかし、何とか九州に上陸すると、ここからはようやく周遊きっぷが力を発揮する区間、
夜10時ごろ小倉にやって来た特急に乗り、深夜に大分駅にたどり着いた。
今はなき「豊の国健康ランド」で入浴のち就寝。
人生初の「スーパー銭湯の仮眠どころでの宿泊」であった。
・・・多くのことがありすぎた1日だった。
2012年7月15日 午前8:00
(♪:某番組のSE)
本来ならば、宮崎方面の最初の特急(7時台)になろうと思っていたのだが、疲れが溜まっていたのか起床できず
大分駅構内の売店で朝ごはんを買ってから8時台の特急で宮崎へ向k・・・
・・・え、待って、
朝ごはんの鶏めしおにぎり、めちゃくちゃ美味い・・・!!
後日、大分出身の友人に聞いたら
「あれ、おいしいですよねぇ」と言っていた。
地元では名前の知れているブランドらしい。
今でもちょくちょく通販で取り寄せているくらい、気に入ってしまった。
いやぁ、、、完全に不意打ちだった、、、
でも、これは良い不意打ち。
昨日までの大雨(九州豪雨)が嘘のように良い天気
宮崎のリニア実験線跡
11:30 宮崎駅に着く
駅前にはヤシの木、南国だなぁ。
(・・・それ以外目ぼしいものは見当たらなかったのは内緒)
その後、さらに特急を乗り継ぎ、都城へ。
当時ハマっていた位置情報ゲーのチェックポイントだったので、ここでしばし時間を潰す。
うーん、でも、ただ時間潰すのはもったいないなぁ、
と思って地図を見ていると閃いた、
この後どうせ鹿児島に向かうし、西都城まで歩こう!
都城市街をお散歩だ!!
・・・の前にお手洗い、、、
無事死亡
近くのイオンに駆け込んだ記憶が朧げに残っている・・・
そんな因縁のある都城駅
ここから西都城駅まで歩く
・・・趣深いなぁ、
(当時の僕は大学1回生、もちろん未成年なのでこのようなお店に入ったことはない)
見知らぬ街を歩く
街を歩いている人は誰1人として、自分のことを知らないし、この先の人生で会うこともないだろう
でも、そんな人たちにも、その人たちだけの人生を持っている
何だか不思議な感覚だ
フラフラ歩いて1時間ほどで西都城駅に着く
高架駅でなかなか立派やん・・・!
でも中は「昔は栄えていましたけど・・・ね」って感じの駅舎だった
そうか、昔は東京からの寝台特急の終着駅にもなっていたのか・・・
ここから特急に乗って鹿児島方面へ、
その際にこれを購入
かしわめし駅弁・・・!有名なやつ!
うむ、うまい!
うまい!
うまい!
・・・のだが、
ついさっき、大分でバカうまな鶏めし食べてしまったからなぁ・・・
鹿児島中央行きの特急を、あえて隼人で下車する
お目当ては・・・
「はやとの風」・・・!
こいつに乗りたかった!
うーん、おされ。
床も照明もこだわっているなぁ・・・
あっという間に鹿児島中央駅に到着
ここからは熊本方面に向かいたいのだが・・・
この旅で使っている「周遊きっぷ」は、新幹線に乗ることはできないのである・・・。
かといって、肥薩線経由だとすごく時間がかかる・・・
・・・ここは、仕方がない、
しかし・・・本当に「ワープ」かと思えるくらいあっという間だった。
危うく寝過ごすところだった・・・。
「九州一周」を銘打っているわけだし、鳥栖まで北上したら長崎方面に向かおう。
新幹線が開業したこともあり、新八代から北の鹿児島本線は、周遊きっぷの相棒となる在来線特急がほとんど走っていない。
九州のおへそ くーまーもーとっ♪
明るいけど、時刻は既に18時30分
20時30分、鳥栖に到着
ここからは・・・ようやく特急に乗れる・・・!!
やってきた長崎行きの特急かもめに乗る
・・・お、白いかもめってやつだ!
すげー・・・自由席なのに革張り座席すげー・・・。
佐賀までは結構混んでいた印象がある。
ビジネス利用が多い区間なのだなぁと思いました。まる。
さて、時刻は23時、
長崎で一泊することになるわけだが、
〇風呂
〇食事
〇宿
かもめに乗るまで全てノープランだった・・・!
うーん、宿はネカフェにするとして、
食事は・・・どうせなら長崎の名物を食べたいな。ちゃんぽんとか。
・・・いや、でも、温泉施設が閉まるのが一番早いか?
よし、まずは温泉だ。
調べているとよさげな温泉施設を見つけたので、長崎の1つ手前の浦上駅で下車、
そこから坂を上ったところにある稲佐山温泉ふくの湯へ
長崎の夜景を一望できる露天風呂・・・素晴らしいね。
個人的な見解だけど、
東京とか神戸とかの夜景も綺麗だけど、ギラギラしていて生活感が感じられない
街の形が見て取れる長崎や函館の夜景の方が「街の夜景」という感じがして好みだ
・・・1番のお気に入りは甲府盆地ですけどね
(隙あらば甲府)
日付が変わるくらいまで粘って風呂を満喫した
次は・・・宿の確保かな、
と思ってネカフェを探す・・・
が、当たり前だが長崎の中心街にしかない。
こちとら稲佐山の中腹にいるし、
0時なのでバスもない
・・・よし、歩くか
(今から思い返すと・・・昔の自分、歩きすぎやな・・・)
深夜の長崎を歩いて1時間、中心街に到着
この時間(深夜1時過ぎ)にも開いていたお店でちゃんぽんを食べ、
お姉さんから「アソンデカナイ?」とカタコトで言われつつ、ネカフェに到着
当時の自分はケチって座席タイプのシートを選んだ気がする
もちろんまともに寝れず、しかもマンガを読んで過ごしたような記憶がある
・・・当時の自分は体力があったなぁ