久しぶりの18きっぷ旅(1日目:東京〜浜松)
はじめての1人旅は、高校生のころ。
我孫子で唐揚げそばを食べて、お腹いっぱいで気持ち悪くなった記憶がある。
昔から鉄道が好きだったので、普通列車でも長距離乗るのは苦痛ではなく、
大学生のころは18きっぷ(たまに周遊きっぷ)とネカフェを駆使して日本中を回った。
社会人になって数年、大型二輪の免許をとってからはバイクにテントを載っけて旅をすることが多くなった。
今年の夏もそんな旅をしよう。
そう思っていたのだが・・・
おのれ雨雲!!
バイクの天敵、雨雲に覆われるお盆休み。
それでも・・・
と淡い期待を持ってしばらく様子を見ていたが、今年はダメそうだと判断するに至った。
しかし、旅はしたい。
ちょうど大阪に用事(某アーティストのライブ)があるので、それに託けて、雨でもできる旅をしよう。
てなわけで久々に18きっぷの出番となったわけである。
(♪:某番組のSE)
夕方で仕事を早めに切り上げ、駅に向かう。
このご時世、夜8時で飲食店が軒並み閉まるので、
夜ご飯をしっかり済ませてから電車に乗り込んだ。
18時47分 八王子発茅ヶ崎行
下調べをせずに出発したのだが、橋本での乗り換えもなく東海道線に出れる。これは幸先が良い。
しかも、調べてみたら茅ヶ崎から沼津行に乗り換えることができ、熱海での乗り換えも不要となった。素晴らしい。ずっと座っていられる。
・・・
・・・本当に何もなく、東海道線を沼津、静岡で乗り継ぎ、終電で浜松に辿り着いた。
この「何も無さ」が世の18キッパーを苦しめるのだと個人的には考えている。
これが帰りもあるのか、と考えるとなかなかに辛い。
余談半分だが、僕は旅をするときは
「行きと帰りとでルートを変えるべし」
というマイルールを定めている。
今回も行きが東海道ルートなので、帰りは中央線から帰ろうかと思ったのだが・・・
おのれ雨雲!!
中央西線が割と長期間不通とのことで、東京〜名古屋間を18きっぷで旅するのは東海道線しか選択肢がない状況であるのだ。
てなわけで、帰りも東海道ルート確定である。
さて、
電車の中で浜松のネカフェ事情の下調べも済んだ。
浜松駅の南口を出て、すぐ右手に快○クラブがあるからそこにするか。
宿より前にメシだ。多めに食べたとは言え、18時ごろに夜ご飯食べたら、0時にはお腹が空いてしまう。
・・・っと、すぐ隣にす○家と吉○家があるぞ。
旅のオトモはす○家のチーズ牛丼というのが、「チー牛」が話題になるずっと前から自分のお決まりなのだが・・・一昨日食べたんだよなぁ。
よし、今日は吉○家だ。
牛丼買ってからネカフェ入ろう。
・・・と決意した僕の目の前で、さっきまで同じ電車に乗っていた人たちが何人もそのネカフェに入っていった。
嫌な予感がするぞと思い快○クラブのアプリで混雑状況を見ると・・・
(お察しください)
作戦変更
流石に浜松駅のコンコースをキャンプ地とはできないので、第2候補としてリストアップしていた、自遊空間SPASOLANI店へ歩くことにする。
徒歩5分ほどだったが、この5分が辛かった。
下調べ段階では、飲食物の持ち込みができるかわからなかったので牛丼はパス。
夜ご飯にありつけるかが怪しい。
加えて、このネカフェ、ネカフェなのかスーパー銭湯なのかよくわからない。
そんな不安の中歩くこと5分、宿にたどり着いた。
え、これ本当に2000円でお釣りが来るくらいで泊まれるんですか??
今までのネカフェの中で1番の居住環境だった。しかも24時までなら併設のスーパー銭湯にも入れるそう。
これはやべえ。さっきまでの不安が嘘のようだ。ガチでおススメっす。
ただ、夜ご飯問題がまだ解決していない。
共有スペースに様子を見に行くと、カップヌードルが売っていたので、それで凌ぐことにした。
カップヌードルを啜っていると、別の宿泊客が袋を持って共有スペースにやってきた。袋の中をガサゴソと取り出すと・・・
おぉ・・・ここ、飲食物の持ち込みできたのか・・・(聞かなかったのが悪い)